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山形座 瀧波 ラウンジコンサート【鈴木弘一(N響)とチェロアンサンブル】が終演しました
先月11月25日(土)・26日(日)の二日間にかけて、「山形座 瀧波 ラウンジコンサート【鈴木弘一(N響)とチェロアンサンブル http://takinami.co.jp/blog/487 】」を開催。

山形座 瀧波の木造建築と、木の楽器である弦楽器が共鳴した、風情ある空間となりました。

 

弾き手と聴き手の距離が近いことで、音の響きや感嘆の息遣いを、互いに身体で感じる。
小学生ぐらいのお子様が、60分もの時間を集中して聴き入る。
館内ですれ違った際、お客様から演奏者の方へ「ご苦労様!」とお声がけくださる。

 

楽しい、嬉しい、感動など、音楽を介して様々な交流が生まれた、本当に素敵な二日間でした。
お客様ならびに演奏者の皆様、ご参加くださった全ての方に、深く感謝申し上げます。

 

〈曲目〉
1 ディヴェルティメント ニ長調kv.136 / モーツアルト
2  ゴット・セイブ・ザ・キングの主題と変奏曲 / ベートーヴェン
3  無伴奏チェロ組曲より サラバンド / J・Sバッハ
4  即興曲 / クレンゲル
5  無伴奏ソナタ 第4番からアルマンド / イザイ
6  パッフェルベルのカノン / パッフェルベル
アンコール 愛の挨拶、見上げてごらん夜の星を

 

〈鈴木 弘一さん コメント〉
演奏会の開催はもちろん、普段は関東で活動している私達の遠征合宿も、今回の旅の目的の1つでした。
ですので、山形座 瀧波に宿泊し、山形観光を楽しむ。
一泊二日、演奏会にご参加いただいた皆様と同じ場所で過ごしたわけです。

 

普段の演奏会でも、接するのは初めてお会いする方々がほとんど。
合間のトークでは、何を話すと良いのか、わからない機会もあります 笑。
ですが、瀧波での演奏会は「お客様方も同じことをするんだな」という共通点から思いが親密になり、とても良いなと。

 

1日目を演奏して、実感や気付きがあり、2日目に臨む。
その間に食事やお風呂や旅館にたっぷり浸った事で、お客様方との連帯感が生まれたと感じます。

 

そして、一番重要な事は、モーツァルトを演奏している時に思ったのですが、『最高の贅沢』とは何か。
”ディヴェルティメント ニ長調 kv.136”は、貴族が夕食を楽しむために作られた曲です。
良い食材の料理を2時間を超える長い時間をかけて味わったのは、私自身、初めての経験でした。

 

素晴らしい料理にたっぷりと時間をかけて舌鼓をうつ。音楽を奏でる。あるいは身をまかす。
食事と音楽は、密接に繋がっている。
これは贅沢であり、中世300年前からの歴史を再認識しました。

 

木で造られた天井の高い場所は、暖かく良く響き、素晴らしい音響でした。
良いメンバーで、素晴らしい食事とスタッフ。そして聴き入ってくださったお客様方。
共有する目的が集約された時間の中で、奏でた音楽。
どれかひとつ欠けても、今回のような満足には至らなかったと思います。