MAGAZINES

家庭画報 2019年2月号

進化がもたらす、この上ないくつろぎ

選ばれた錚々たる他の九軒の旅館には及びませんが、
まことに光栄でございます。

以下、本文より抜粋させていただきます。

「蔵王石の湯船にたたえられた生まれたての極上の湯、山形座 瀧波
好きなときに、ほかの宿泊客に気をつかうことなく、何度でも新鮮な湯に浸かる贅沢」

「山形で生まれた文化、食材の豊かさを新たな形で届ける。

築四百年という欅の一枚板の重厚な門をくぐると、三五十年前に上杉藩の大庄屋屋敷として建てられた、東北特有の曲家の風格ある破風(はふ)に出迎えられます。
各部屋に備えられた露店風呂は、一階は天然の蔵王石をくりぬいた岩風呂、二階は檜風呂。
温泉はタンクに溜めず、加水せず、源泉からダイレクトに各室に届けられ、湯守によって常に四三度前後に保たれています。

スタイリッシュなカウンターが調理台を囲むライブキッチンスタイルのダイニングで供されるのは、地元置賜盆地の食材と、山形の伝統料理を軸にした旬の料理。
メニューは季節や月ごとではなく、旬に合わせて日々少しずつ変化します。

ハイライトは、目の前で炊き上げられる有機無農薬栽培のコシヒカリ。

一反に通常の半分の株数のみを植えて育てられた米は、粒が大きく、甘さや香りが口中に広がります。

昼と夜、夏と冬の大きな寒暖差が野菜や果物、肉類を滋味深く育み、掘ればたちどころに効験あらたかな温泉が湧き出すという、神に選ばれたかのごとく豊かな自然に恵まれた赤湯温泉。

生まれ変わった山形座 瀧波は、九二五年前から親しまれてきたこの歴史ある温泉地の、新たな楽しみ方を教えてくれます」

取材にお越しいただきました家庭画報編集部の皆様、まことにありがとうございました。

婦人画報 2018年9月号

時間と手間をかけお米の旨さを引き出す。
湯気の向こう、炊き立てのご飯が待っています。

「お米」がおいしい宿

「米」の字が八十八の字からつくられたともいわれるように、多くの手間をかけて収穫される、和食の主食です。
いま“志が高い”日本旅館では、ゲストにそのおいしさを届けたいと効率よりも、時間と手間をかけた最善の方法でお米の旨さを引き出すことを大切にしています。
その中で、置賜自慢の有機米にこだわり、食のもうひとつのメインディッシュとして味わう宿として、当館が紹介されました。

以下、本文より抜粋させていただきます。

生まれ変わった老舗で味わう置賜自慢の有機米
日本有数の米どころ、山形県南部の置賜盆地。多くの米農家が互いに切磋琢磨してきたこの地は、環境に優しい安心・安全な農業への関心が高まるなか、有機栽培による米作りの先進地になっています。取り組みをリードするひとり、40年余り有期無農薬栽培を続ける渡沢賢一さんが作るコシヒカリは、全国的に行われる「米・食味分析鑑定コンクール」で金賞を連続受賞し、おいしさも折り紙付き。その貴重なお米を、夕食の”もうひとつのメインディッシュ”として味わうことができる宿が、山形の赤湯温泉にある「山形座瀧波」です。

夕食は、土地の食材を生かす日替わりコース、締めのごはんはひと組ごとにタイミングを図り、土鍋で渡沢さんのコシヒカリを炊き上げます。酒どころでもある地のこの宿では一皿ごとに日本酒がペアリングで登場しますが、そうしたお酒やコースのあと、煮物や汁物と旨みの強いコシヒカリは実によく合います。朝食は手間を厭わず30分ごとに炊くことで、おひつにいつも炊きたてのごはんを用意するという心遣い。お米は夕食とは品種を替え、地元農家の竹田久一さんが丹精込めた、山形自慢のブランド米、つや姫の有機米を炊いています。つや姫は、粒がふっくらとしていて食感がよく、朝食向けのしっかりした味付けのおかずに負けない存在感があり、腹持ちもよいそうです。
お米にこれほどまでの心配りがされるように、熟練の料理長がリニューアルを機会に改革した献立は、伝統野菜を取り入れた、洗練されすぎない、どこかほっとする味。生まれ変わった食事に空間、そしてお湯。くつろぎを追求した一軒です。

取材にお越しいただきました婦人画報編集部の皆様、まことにありがとうございました。

BRUTUS 2017年11月15日号

宿に籠るというよりもここを拠点に旅をしてもらいたい。旅館という概念を覆していくのが野望です。

創業100年を超える「いきかえりの宿 瀧波」は老舗。そんな名門旅館が今、旅館再生のいきかえりプロジェクトについてご紹介いただきました。

取材にお越しいただきましたBRUTUS編集部の皆様、まことにありがとうございました。

FRAU 2018年1月号

ココロヒラク 華麗なる女子旅

特集、華麗なる女子旅 柴咲コウ×山口紗弥加での撮影地として当館を利用していただきました。

取材にお越しいただきましたFRAU編集部の皆様、まことにありがとうございました。

Discover Japan 2018年2月号

いま、ここでしか味わえない“ごちそう”に出会う

以下、本文より抜粋させていただきます。

新たに生まれ変わった山形の名湯宿へ
約1000年の歴史がある赤湯温泉。赤湯の湯はほぼ無色透明でさらりとしているが、上質な化粧水のように肌にキュッと染み込む。この温泉地を代表する宿が、昨年の冬に生まれ変わった。温泉の供給方法、料理、しつらい、もてなしがパワーアップした湯宿の魅力をいち早く紹介する。

全客室に源泉かけ流しの露天風呂が備わる。リニューアルを機に配湯経路を見直し、源泉から直接湯船に引くように変え、その新鮮さを肌で、また飲泉で存分に堪能することができるようになった。弱アルカリ性の優しい泉質で、飲めば糖尿、痛風、便通そしてストレスにいいという。

『いま、ここでしか味わえない“ごちそう”に出会う』
旅の醍醐味、料理を担当するのは料理長の大前拓也さん。旬の山形野菜をメインに、旬の魚介、米沢牛など、地の素材を用いた“ごちそう”がテーブルを賑わせるようになったのだ。オープンキッチンを囲むカウンター席では、食材のこだわりや料理のストーリーを聞きながら、大前さんが腕を振るう姿を目の前で堪能できる。

温泉、食事、もてなし……山形の魅力が詰まった湯宿。ぜひ、いち早く体験したい。

取材にお越しいただきましたDiscover Japan編集部の皆様、まことにありがとうございました。

Discover Japan 2018年8月号

「山形の名湯で絶景の天空体験を」
下界からわずか10分で到着できる、まさに「天空」。

以下、本文より抜粋させていただきます。

“老舗旅館が提案する山形の天空グランピング”

ここは山形県南陽市、赤湯温泉街の外れにある十分一山の頂上付近。まるで自分が天空にいるかのような心地になれる場所だ。
その絶景を肴に地酒を飲んだり、朝のコーヒータイムを過ごすといった体験を提供している「山形座 瀧波」。

瀧波から山までは無料シャトル便で10分ほど。道中はブドウ栽培が盛んな南陽市ならではの景色が続く。山の斜面に連なる棚づくりのビニールハウスに「土地らしさ」を感じながら山に入り、急なくねくね道をゆっくりと進む。標高500mほどまで登ると目の前に広がるのは下界からわずか10分で到着できる、まさに「天空」。

福島県との県境にそびえ立つ吾妻連峰、その手前には南陽市、米沢市、長井市、高畠町、川西町、白鷹町、飯豊町、小国町、の3市5町を眺める大パノラマ。大自然と向き合いながら地元の銘酒をいただけるのは、まさにこの上ない至福のひとときだ。

さらにここはハンググライダーの世界選手権やパラグライダーの日本選手権をはじめ、毎年多くの競技会が行われる場所。パラグライダーの体験飛行に挑戦すれば、生涯忘れられない絶景に出会えるはずだ。

取材にお越しいただきましたDiscover Japan編集部の皆様、まことにありがとうございました。

Pen 2019年4月1日発売号No471

湯は、土地の魅力を紡ぐ。

以下、本文より抜粋させていただきます。

置賜盆地の魅力は何といっても「湯」である。

湯は透明だが、硫黄を含む塩化物泉なので温まりやすく健康にもいい。もちろん源泉かけ流し。ただし蔵王石をくり抜いた露天の浴槽の底から湯を注ぎたかった。
温泉は空気に触れた途端に劣化が始まる。地中から湧き出す成分をそのままの質で堪能してほしいという思いから、それまで使っていたタンクを廃止し源泉の供給システムを一新して、生まれたての湯をダイレクトに各部屋へ共有できるようにした。61℃で湧き出す源泉は水で薄めることなく、湯守によるバルブの細かな開け閉めのみで湯加減を調整している。

床に入る前にもう一度、湯に浸かる。気づけば山形の魅力を反芻している自分がいるのである。

取材にお越しいただきましたPen編集部の皆様、まことにありがとうございました。

dancyu 2018年10月号

湯も食の器なり

以下、本文より抜粋させていただきます。

まず食堂に行って驚いた。普通の旅館では絶対にありえない、コの字型のカウンターを配したオープンキッチン。地元・置賜盆地で栽培されたオーガニック野菜にこだわり、庄内から仕入れた魚介や信頼できる生産者の肉を、天然醸造の調味料でヘルシーに仕上げる。

満腹になった後、部屋に戻り、大きな岩をくり貫いた露天風呂に入る。料理の感動を反芻しながら極上の湯に浸かっていると、「湯も食の器なり」という言葉が頭に浮かんだ。食と湯が結びついたら最強の価値が生まれる。

取材にお越しいただきましたdancyu編集部の皆様、まことにありがとうございました。

自遊人 2017年8月号

瀧波にお世話になってきた分、料理で恩返しをしたいですね。[大前]

リニューアルオープンに際し、料理長大前が里山十帖様で修業させていただきました。まことにありがとうございました。

以下、本文より抜粋させていただきます。

―58歳の料理人がいきなり変わって、才能が開花していくというのは、なかなかない話ですから、“なんか再生物語を感動物語にするために作ってるんじゃないの?”ぐらいに感じる人もいると思うんですが、これはノンフィクション。あとは新生瀧波に来てくださったお客様に食べていただくだけです。
「ありがとうございます。今は、料理をしていてめちゃくちゃ楽しいんです。“しなければならない”ではなく“したい”という感覚ですね。山形は食材も本当に豊富です。その食材に頼るのではなく、生かしていきたい。里山十帖で取り組んでいるように、廃れてしまった伝統野菜の復活にもつなげていけたらと思っています。人材育成にも取り組みます。大前拓也、面白くなりそうです」

取材にお越しいただきました自遊人編集部の皆様、まことにありがとうございました。

Fortuna 2019年SPRING

美しい椅子に掛け、温泉に入る。
そんな繰り返しだけでも幸せを感じる。

特集「豊かに住まう」

生きる力を育て、心身を癒やし、家族のゆりかごとなる「家」。
世界のアーティストと賢人の家が紹介されています。

その中で、北欧のデザイナーズ家具が心地良い空間を造りだしている宿として、当館が紹介されました。
(スワンチェア、スリーレッグド・シェルチェア、Yチェアなど、名作家具をご用意しております。)

以下、本文より抜粋させていただきます。

山形県南陽市にある「山形座 瀧波」は、100年以上の歴史を持つ。開湯920余年を誇る効能豊かな赤湯温泉を源泉かけ流しで楽しめる露天風呂付の客室と、地元で採れた豊かな山海の幸を主役にした料理が自慢。気さくなスタッフによる温かなもてなしに触れながら、心と体をゆっくりと癒すことができる。

そんな心地よい時間を演出するのはアルネ・ヤコブセンやハンス・J・ウェグナーなどの北欧中心とした名作家具。古民家建築に息づく日本の美意識と北欧のモダン家具が美しい調和を奏で、琴線に触れる極上空間となって目の前に広がる。
館内は延べ床面積3000m2という広さながら客室数はわずか19室。部屋は移築した蔵などを利用してつくられた3タイプからなり、それぞれの空間にマッチするような家具が配されている。美しい椅子に掛け、温泉に入る。そんな繰り返しだけでも幸せを感じる、隠れた名湯だ。

スリーレッグド・シェルチェア
三本脚の彫刻的なフォルムをもつ「スリーレッグド・シェルチェア」は、椅子の巨匠ハンス・J・ウェグナーのデザイン。安定感に優れ、上であぐらをかくこともできるリラックス感あふれる一脚。

スワンチェア
曲線のみで構成された椅子「スワンチェア」は、デンマーク・デザインの第一人者であるアルネ・ヤコブセンが1958年に生み出した傑作。シックな印象の古民家には、あえてカラフルな張り地で遊び心を加えて。

Yチェア
柔らかな曲線づかいが美しい「Yチェア」は、ハンス・J・ウェグナーの代表作。国境を超えて愛され続けている理由は、その座り心地にある。奥行きのある座面が疲れを軽減してくれる。

取材にお越しいただきましたFortuna編集部の皆様、まことにありがとうございました。

Casa BRUTUS EXTRA ISSUE
THE BEST HOT SPRINGS 温泉150

温泉宿の本質を、真摯に考えた古民家の宿。

以下、本文より抜粋させていただきます。

築350年の庄屋の曲がり家に3つの蔵さらに大正期の木造小学校によって「山形座 瀧波」は構成されている。実際に古い建物が移築されたのはもう数十年前のこと。客室数35部屋の温泉旅館は、少しずつ時代に取り残されていった。そこで新しく質の高い温泉宿へと大々的にリノベーションを行ったのが、2017年。宿の本質を考え直し、サービス、料理、価格帯、すべてを一から考えた。現在の客室は、全19室だ。

室内の改装もさることながら、特筆すべき変更点は2つ。

1つ目が、すべての部屋で源泉かけ流しの内風呂に入ることができること。移築された建築のために複雑に入り組んでいた配管を整理し、100m離れた源泉から一度も空気に触れることなくそれぞれの部屋へと温泉が届けられる。加温、加水なしのため、湯の温度を管理する“湯守”さえいるという。山形の名石、蔵王石をくり抜いた風呂釜が1階のすべての部屋に据えられている。

もう一つの変化が料理だ。宿泊当日に、この宿でしか食べることのできないものを、という至極真っ当なコンセプトによって旬を味わうことができる。なにせ山形は食の宝庫。有機栽培の米に、多くの伝統野菜、米沢牛、米沢豚一番育ちなどのブランド肉がある。さらに、各料理にマリアージュする日本酒を嗜むコースもあるが、当然時季によって銘柄が変わる。

単にインテリアを変えるだけでなく、リノベーションの意味を深く考え次世代につなぐ温泉宿へ。今もさまざまな試みが進行中だ。

取材にお越しいただきましたCasa BRUTUS編集部の皆様、まことにありがとうございました。

Pen 2017年新年合併号

全室が露天風呂付き、
源泉にたっぷり浸かる。

以下、本文より抜粋させていただきます。

東京から約2時間半、車でなら4時間半。雲海浮かぶ里山の風景はどこか桃源郷を思わせる。
開湯920年越えの歴史をもつ山形・赤湯温泉。かの地に創業して101年の老舗旅館が2017年、「山形座 瀧波」として生まれ変わった。
築350年の重厚な古民家に組み込んだのはコンフォートなデザイン性。ヤコブセンの名作「スワンチェア」が彩りを添えるロビーラウンジや、天童木工の家具を配した客室など、瑞々しい空間が旅人を柔らかく出迎える。

豊富で良質な湯こそが、なによりのおもてなし
老舗宿としてなによりこだわったのが、温泉のクオリティだ。赤湯は古くから湯量豊富な名湯。毎分79.2Lの温泉がとうとうと湧き出ている。改装にあたっては配湯経路を見直し、客室や大浴場に直接、源泉が贅沢に注がれるスタイルへと移行。地熱によって約60℃に温められた温泉は、硫黄を含むナトリウム-カルシウム-塩化物泉。なめてみると、かすかな塩味が。ミネラルを含み、心身をじんわりと保温する湯であることがわかる。湯あがり後も身体の芯からほかほかと温もりが続き、冬の季節に最適な温泉といえる。

客室は3タイプに分かれ、1階と2階で全19室「KURA」はその名の通り土蔵を応用した客室。木造小学校を移築したのは「SAKURA」。家具や器など山形のアーティストの作品を飾るのは「YAMAGATA」だ。

どのタイプにも、1階には天然の蔵王石をくりぬいた野趣満点の露天風呂、2階には透明な質感が北欧テイストを感じさせる檜材の露天風呂が。湧出量豊富な環境を活かし、客人を良質な湯でもてなしたいという宿の矜持を感じる。男女別の浴場もあり、こちらも源泉100%かけ流し。決して大きくはないが、のびのびと浸かるには十分だ。

ふわりと香る硫黄臭に包まれながら、やや熱めの湯に身体を沈める。きりっと冷えた空気にゆらりと湯気が立ち上り湧き出たばかりの新鮮な湯が心を開放する。極上の温泉を好きな時に好きなだけ味わえることの、なんと幸せなことか。オーガニックな食材を使った料理など新しく加わった宿のエッセンスも堪能しつつ、名湯の底力を存分に味わいたい。

取材にお越しいただきましたPen編集部の皆様、まことにありがとうございました。

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