TAKINAMI THEATER

山形座 瀧波 独自の味、手造り味噌を仕込みました!

2018.02.11

日本の伝統的な食文化として、馴染みの深い味噌。
山形座 瀧波よりご提供しているお食事にも、欠かせない調味料です。

昔は、味噌を自分の家で仕込むことが一般的。
家ごとに空気や菌の微妙な違いがあり、同じように仕込んでも味わいが異なるため「我が家が一番美味しい!」と自慢し合ったことが、自分を自分で褒める『手前味噌』の語源にもなりました。

今でも、当館が立地する南陽市で長く農業を営まれているご家庭では、自家製で味噌を仕込みます。
そこでお客様とご一緒に、山形座 瀧波独自の味、手造り味噌仕込みに挑戦しました!

川西町の無農薬大豆、米麹、庄内浜の北前塩の3種のみを使用して混ぜ合わせます。
先生は「畑であそぶ宿、畑でまなぶ宿」でもお世話になっている、雪下だいこんの生産農家さんにお願いしました。
曰く「大豆と米麹を贅沢に同じ量にするのがミソ」とのこと!

次に、ミキサーにかけ出来上がった味噌のタネを、人の手で丁寧に丸めて、空気を抜くようにして団子をつくります。

ムービー:ミキサーから味噌のタネが!

そして、発酵・熟成用の桶の底に団子を並べ、空気が入らないように気をつけながら段々と積み重ねました。

最後に、団子の最上段の上に、発酵を促進させる作用をもつ塩を5kg乗せたら、密閉して仕込み終了です。

今年2018年の秋に、熟成完了を迎えます。

今から、食べ頃が待ち遠しいです!

なお、手造り味噌仕込みの次回開催は未定となっております。

ご希望がありましたら、宿泊のご予約の際にフロントスタッフへお申し出ください。

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